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地理[編集]
マリアナ諸島最大の島で、その南西端に位置する。
海底火山によって造られた。
北部は珊瑚礁に囲まれた石灰質の平坦な台地で、南部は火山の丘陵地帯である。
最高所はラムラム山で標高406m。
年間平均気温は約26℃。
気候[編集]
海洋性熱帯気候に属しており、年間を通して高温多湿。
「常夏」といわれ、ほぼ1年中海水浴が楽しめる。
6 - 12月が雨季、1 - 5月が乾季。
雨季にはスコールが降る。
主要都市[編集]
ハガニア(Hagatna) :グアムの主都、旧称:アガナ (Agana)
政治[編集]
アメリカ合衆国の準州。大統領選挙の参政権は持っていない。
ストローポール(擬似投票)が行われるが、選挙結果には反映されない。
1968年以降は公選によって選ばれた知事が内政執行にあたる。
かつてはアメリカ海軍による軍政だった。
国家元首はアメリカ合衆国大統領。
グアム議会を形成。議会は立法院のみの一院制。
1972年以降、合衆国議会下院に、本会議での議決権のない代表を1名選出している。
米国が全面的に防衛権を持つ。
このために土地を収用することもできる。
自主憲法草案が上程されたが、1979年の住民投票で否決された。
その後も米国連邦政府による独立や自治の勧告は無視して、大国との特権的な関係から得られる利益を選んでいるが、次に述べるようにコモンウェルス昇格運動は見られる。
現在でも国際連合非自治地域リストに掲載されている。
コモンウェルスへの昇格運動[編集]
隣接する北マリアナ諸島が信託統治を経て1978年に実質的なコモンウェルス(準州)となったことを受けて、グアムでは1980年代から1990年代前半にかけて、プエルト・リコや北マリアナ諸島と同様の自治のレベルを付与したコモンウェルスに向けた重要な推進運動があり、1982年には住民投票を実施してこの方針を決定した。
しかしながら、連邦政府はグアム準州政府の提案したコモンウェルスへの変更を拒否し、理由として改正案の条項が合衆国憲法の領域条項(Territorial Clause,Art. IV, Sec. 3, cl. 2)と両立する内容ではないことを挙げた。
加えて連邦政府との折衝に6年もの時をかけ、(The Draft Commonwelth Act of 1988)を提出し本格的な交渉を開始したのは1988年だった。
これに対して運動は徐々にアメリカ本国からの政治的独立、国家としての独立、唯一の独自領土として北マリアナ諸島との連合、或いは現在合衆国の一州となっているハワイとの連合に軸足を置きつつある。
一方で、中島洋のように、コモンウェルスが外交権を持たないことや、独立した場合の財政援助面での不利、連邦政府・議会との交渉を通じて内政での自治権を徐々に拡充しつつある点などを挙げて否定的に見る向きもある。
2003年より2011年1月まで2期に渡りフェリクス・カマチョが知事を務めたが、カマチョは北マリアナとの連合を目指していた。
経済[編集]
通貨はアメリカ合衆国ドル(USドル)。
ただし現在では日用品や土産等の購入に関し、多くの場合、少額(おおよそ100ドル以内)であれば、日本円でも通用する店舗が増えつつある。
米軍の基地関連産業とアメリカ政府からの補助金、観光業、農業、漁業が主要な経済基盤で、1980年代前半まで米軍への依存度が高かったが、米軍基地の縮小に伴い、近年は観光業が産業の大部分を占め、島民の約60%が観光業に従事している。
年間100万人以上の観光客が訪れるが、観光収入の9割以上が日本からの観光客によるもので、日本への依存度が高い。
近年は特に和食料理店など、日本の外食企業の参入も多く見られる傾向にある。
2006年にグアムの携帯電話事業者であるグアムワイヤレス及びグアムセルラーをNTTドコモが買収・統合し、2008年にドコモパシフィックと社名を変更しており、国際ローミング(WORLD WING)を使って、FOMAサービス及びiモードサービスが利用できるようになっている。
ただしPulse Mobileなど他の事業者によるローミングと扱いは基本的に一緒となっている(グアムはドコモパシフィックを含め、2010年現在携帯電話事業者が6社存在する)。