[編集]ブロックIIFシリーズ
ボーイング社による第2世代4番目のGPS衛星として開発された[2]。更なる衛星の長寿命化と多ユーザーへの対応のためのプロセッサーの高速化及び記憶容量の強化が図られている。3つ目の民用信号L5周波数の提供に対応している。2010年5月28日に初号の衛星が
デルタIVM+(4,2)により打ち上げられ,2010年8月27日に一般向け稼働を開始した。以降デルタIVM+(4,2)とアトラスVにより合わせて12機打ち上げられる予定
[3] 。
諸元
製造者:ボーイング社
姿勢制御方式:3軸制御
太陽電池:パドル型×2枚
キックモーター:不要
設計寿命:15年
重量:1545kg
軌道:高度20200km円軌道,軌道傾斜角55度
打上げ日
(UTC)
打上げ
ロケット
ロケットの
タイプ
シリアル
ナンバー
射場 衛星名
宇宙機
ナンバー
(SVN)
疑似雑音
系列 ID
(PRN)
PLANE
結果 備考
2010-05-28
デルタIV M+(4,2)
4240 D349
CCAFS SLC-37B GPS 2F-1 ナブスター65
62 25 B2
成功
2011-07-16
デルタIV M+(4,2)
4240 D355
CCAFS SLC-37B GPS 2F-2 ナブスター66
63 01 D2A
成功
[編集]計画中の衛星
[編集]ブロックIIIシリーズ
次世代のGPS衛星で2008年5月米空軍とロッキード・マーティン社の間に開発契約が結ばれた。同社のA2100をベースとしており、最初の衛星はIIIAシリーズで8機製造され1号機は2014年の打ち上げの予定。以降、IIIBを8機、IIICが16機の合計32機予定されている
[4]。新しい4つ目のL1周波数上のL1C民用信号が利用できるようになる見込みであり、並行して軍用Mコードも改良される。L1C信号はヨーロッパのガリレオシステムの民用E1信号や日本の準天頂衛星システムと互換性を持つ予定。
諸元
製造者:ロッキード・マーティン社
姿勢制御方式:3軸制御(A2100)
太陽電池:パドル型×2枚(A2100)
キックモーター:
設計寿命:
重量:
軌道:高度20200km円軌道,軌道傾斜角55度
打上げ日
(UTC)
打上げ
ロケット
ロケットの
タイプ
シリアル
ナンバー
射場 衛星名
宇宙機
ナンバー
(SVN)
疑似雑音
系列 ID
(PRN)
PLANE 結果 備考
2014予定
デルタIVM+
or
アトラスV