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2. ブレードランナー Blade Runner

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サウンドトラック[編集]

エンドロール中にはポリドールよりサントラが発売される旨書かれているが、実際には発売されなかった。

ヴァンゲリスより正式にリリースされるのはディレクターズカット(最終版)の後、1994年のことである。

「オリジナルスコア版」と銘打ったアルバムが1982年にリリースされたが、これはニューアメリカンオーケストラの演奏によりアコースティックアレンジされたものである。

オリジナルの音源とは別物ながら、違和感のない出来であった。

エンドタイトルは、1989年に発売されたアルバム「ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス」に収録された。

デッカードのアパートにレイチェルが訪れるシーンで使われている曲は、この映画のために制作されたものではなく、アルバム「流氷原」に収録された「メモリーズ・オブ・グリーン」という曲である。

エンドロール中にクレジットされている「HARPS OF THE ANCIENT TEMPLES」は、バッティとリオンがチュウのもとへ向かうシーンで使用されている曲が収録されたアルバム名であり、ヴァンゲリスの手によるものではない。

公式なサントラが発売されない状況が長く続いた事から、幾つかの海賊版が作られ流通する事となった。

海賊版の経緯・内容についてはこちら(英語版)を参照のこと。

UCEの発売に合わせ、CD3枚組「ブレードランナー・オリジナル・サウンドトラック-25周年記念エディション/BLADE RUNNER TRILOGY, 25th ANNIVERSARY」が発売された。

2013年4月16日、全米でビニール版サントラLPが発売。A、B面12曲収録。

2013年7月16日、同年4月にアナログ盤を発売した米国Audio Fidelity社からHybrid SACD盤が発売された。

内容は1994年に発売された公式サントラ盤のリマスターで、Kevin Grayの手による。

全世界2,000枚限定で、パッケージにはナンバリングが施された。

尚、これが初のSACD音源となる。

以上の詳細は「ブレードランナー」の項を参照のこと。


続編[編集]

原作者ディックの友人である作家K・W・ジーターは映画の続編として小説3作を発表している。

Blade Runner 2: The Edge of Human(1995年)-「ブレードランナー2 レプリカントの墓標」(早川書房、後に、ハヤカワ文庫)

Blade Runner 3: Replicant Night(1996年) -「ブレードランナー3 レプリカントの夜」(早川書房、後に、ハヤカワ文庫)

Blade Runner 4: Eye and Talon(2000年)


脚注[編集]

^ “Blade Runner (1982)” (英語).Box Office Mojo.2010年5月7日閲覧。

^ 特徴的なフランク・ロイド・ライト作のブロック壁で判別可能

^ 初版時は『Blade Runner (a movie)』であったが、後に『Blade Runner, a movie』と表記されるようになった。

^ シナリオの初稿を書いた、ハンプトン・ファンチャーはバロウズのファンであった。

^ 小説の内容自体は本作とは全く関連性はない。

^ 町山智浩『映画の見方がかわる本 ブレードランナーの未来世紀』p.232

^ "The Blade Cuts"Starburst, No.51 (Nov.1982), p.29

^ 『レジェンド/光と闇の伝説』用の映像を流用したとする説があるが、間違いである。ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー』内の映りこんだカチンコによって、このシーンは本作用に1981年10月15日に撮影されたことが確認出来る。

^ デイヴィッド・ピープルズが脚本にデッカードの独白として「ロイ・バッティと私は兄弟だったのだ!」という台詞を挿入したのを見たリドリー・スコットがデッカードがレプリカントだとする設定に感銘を受けたが、ピープルズはあくまでデッカードの独白は比喩的なもので、本当に兄弟であることを示しているわけではなかった。と言われている。

^ ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー』の中で、ハリソン自身もそのことについて触れている。

^ 彼はすでに1969年時点で「THE F.B.I.」というテレビドラマで当時さほど有名でもないハリソン・フォードと共演している。

^ 町山智浩『映画の見方がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』p.229-p.230 なお、町山は「このメビウスの短編こそ、スコットにとっての、この映画の原作である。なぜなら、彼はディックの原作を一度も読んでいないのだから」と主張している。なお、スコットは、この映画のスタッフとしてメビウスの参加を熱望したが、彼は当時、アニメーション『時の支配者』の作業に携わっており、衣装デザインのみの参加となった。

^ 北米ではBlu-ray DiscとHD DVDでも発売されている。どちらも日本のそれぞれの再生機で再生可能。またファイナル・カット版には日本語字幕も収録されている。日本でもファイナル・カット版のみ発売予定であったが諸事情で一度延期となり、その後2008年6月11日にBlu-rayとDVDが発売した。2009年4月29日には日本版UCEのBlu-ray版が発売。

^ 後に雑誌編集者のガードナー・ドゾワが新人SF作家ブルース・ベスキの作品名を引用して、ウィリアム・ギブスンやブルース・スターリングらの作品をサイバーパンクと名づけ、映画・小説などのジャンルの一つとなった。

^ 主に暴力シーンの補足的映像。「ディレクターズ・カット」では再びカットされている。

^ 一例として、レプリカントのゾーラがガラスを突き抜けるシーンをゾーラ役の女優を使ってパーツ新撮し、デジタル合成して極力違和感を修正した、など。

^ トランブルのプロダクションEEGによる65mmカメラの蒐集は膨大なものであった。映画化に批判的だった原作者のディックを招いた試写も優秀なクオリティを誇っていたトランブルの試写室で行い、ディックからの賞賛を受けている。「ファイナル・カット」DVD音声解説参照。

^ ゲイル・ロートンによる「西暦76年 ポンペイ/Pompeii 76 A.D.」。


参考文献[編集]

加藤幹郎『「ブレードランナー」論序説』 筑摩書房:リュミエール叢書ISBN 4480873155

町山智浩『映画の見方がかわる本 ブレードランナーの未来世紀』洋泉社 ISBN 4896919742

ポール・M・サモン『メイキング・オブ・ブレードランナー ファイナルカット』 新版ヴィレッジブックスISBN 4863325975、品川四郎監訳、旧版はソニー・マガジンズ


関連項目[編集]

サイバーパンク

ニューロマンサー

ステージガン

わかもと製薬- 作中で滋養強壮剤「強力わかもと」の架空のCMが使われている。

未来派野郎-坂本龍一のアルバム。1曲目の「Broadway Boogie Woogie」にてブレードランナーで使われた台詞がサンプリングされている。


外部リンク[編集]

ブレードランナー FAQ 日本版

BLADE ZONE 海外

ブレードランナー-allcinema

ブレードランナー-KINENOTE

Blade Runner-AllMovie(英語)

Blade Runner-インターネット・ムービー・データベース(英語)


リドリー・スコット監督作品

1970年代

デュエリスト/決闘者(1977年) -エイリアン(1979年)


1980年代

ブレードランナー(1982年) -レジェンド/光と闇の伝説(1985年) -誰かに見られてる(1987年) -ブラック・レイン(1989年)


1990年代

テルマ&ルイーズ(1991年) -1492 コロンブス(1992年) -白い嵐(1996年) -G.I.ジェーン(1997年)


2000年代

グラディエーター(2000年) -ハンニバル(2001年) -ブラックホーク・ダウン(2001年) -マッチスティック・メン(2003年) -キングダム・オブ・ヘブン(2005年) -プロヴァンスの贈りもの(2006年) -アメリカン・ギャングスター(2007年) -ワールド・オブ・ライズ(2008年)


2010年代

ロビン・フッド(2010年) -プロメテウス(2012年) -悪の法則(2013年)


星雲賞メディア部門

映画演劇部門


1970年代

70プリズナーNo.6(デヴィッド・トンブリン制作) | 71謎の円盤UFO(ジェリー・アンダーソン制作) | 72アンドロメダ…(ロバート・ワイズ監督) | 73時計じかけのオレンジ(スタンリー・キューブリック監督) | 74ソイレント・グリーン(リチャード・フライシャー監督) | 75宇宙戦艦ヤマト | 76スタア(福田恆存・荒川哲生演出) | 77 該当作なし | 78惑星ソラリス(アンドレイ・タルコフスキー監督) | 79スター・ウォーズ(ジョージ・ルーカス監督)


メディア部門

1980年代

80エイリアン(リドリー・スコット監督) | 81スター・ウォーズ/帝国の逆襲(ジョージ・ルーカス製作総指揮) | 82 該当作なし | 83ブレードランナー(リドリー・スコット監督) | 84ダーククリスタル(ジム・ヘンソン&フランク・オズ監督) | 85風の谷のナウシカ(宮崎駿監督) | 86バック・トゥ・ザ・フューチャー(ロバート・ゼメキス監督) | 87未来世紀ブラジル(テリー・ギリアム監督) | 88王立宇宙軍 オネアミスの翼(山賀博之監督) | 89となりのトトロ(宮崎駿監督)


1990年代

90トップをねらえ!(庵野秀明監督) | 91銀河宇宙オデッセイ(NHK製作) | 92ターミネーター2(ジェームズ・キャメロン監督) | 93ママは小学4年生(井内秀治総監督) | 94ジュラシック・パーク(スティーヴン・スピルバーグ監督) | 95ゼイラム2(雨宮慶太監督) | 96ガメラ 大怪獣空中決戦(金子修介監督) | 97ガメラ2 レギオン襲来(金子修介監督) | 98ウルトラマンティガ(円谷プロ制作) | 99機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-(佐藤竜雄監督)


2000年代

00カウボーイビバップ(渡辺信一郎監督) | 01高機動幻想ガンパレード・マーチ(SCEI・アルファシステム) | 02仮面ライダークウガ(東映・テレビ朝日) | 03ほしのこえ(新海誠) | 04ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(ピーター・ジャクソン監督) | 05プラネテス(谷口悟朗監督) | 06特捜戦隊デカレンジャー(東映) | 07時をかける少女(細田守監督) | 08電脳コイル(磯光雄監督・電脳コイル製作委員会) | 09マクロスF(河森正治総監督・菊地康仁監督)


2010年代

10サマーウォーズ(細田守監督) | 11第9地区(ニール・ブロムカンプ監督) | 12魔法少女まどか☆マギカ(新房昭之監督)
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