

#ккк #東南アジア系 #チャモロ人 #マレーシア #インドネシア #フィリピン #Apache #グアム
観光[編集]
観光産業は、現在グアムの最大の産業の一つである。
直行便が設定されていないアメリカ本土からの観光客よりも、東京、名古屋や大阪などの主要都市から直行便で約3-4時間で訪れることのできる日本からの観光客が多くを占めていたが、そのピークは1990年代で2000年代に入ってからは減少しつつある。
近年では同様に直行便のある韓国や台湾からの観光客が増加している。
なお、ホテル・ニッコー・グアムやレオパレス・リゾート・グアムなどの日系のホテルも多い。
1970年代から始まった観光ブームで、土地価格が急騰し、今では(2000年代)購入するのが難しくなっている。
主なホテル[編集]
ホテル・ニッコー・グアム
シェラトン・ラグーナ・グアムリゾート
アウトリガー・グアム・リゾート・オン・タモン・ベイ
ウェスティン リゾート グアム
ヒルトングアム リゾート アンドスパ
オンワード ビーチ リゾート
住民[編集]
民族・人種・出自構成[編集]
チャモロ人:47%
フィリピン系:25%
他の太平洋諸島(ミクロネシア連邦、パラオ)、アジア(日本、韓国、中国、ベトナム):10%
言語[編集]
公用語は英語、チャモロ語であるが、日本からの観光客による収入が島の大部分の収入を占めていることから日本語も使われており、日本語を理解できる住民がかなり多い。
島では、あちこちの店に日本語が使われている。また、フィリピン系も多く、タガログ語も使用される。
芸術・文化[編集]
ラッテ・ストーン。
家の土台だったとか宗教行事に使われた物ではないかと言われているが未解明。
グアムの創生にかかわる物語「プンタンとフウナの物語」があり、幼稚園では歌遊びで、小・中学校ではチャモロ語学習やチャモロダンスで学習する。
伝統的な文化としてチャモロ文化がある。
踊りではミクロネシアダンスが有名。
グアムの芸術や文化に関する機関として「グアム芸術文化省」(Kaha)がある。
ミクロネシア連邦のチューク州のプルワット環礁との結びつきが強く、プルワット出身の航法師が伝統的な航海カヌーによる航海術を教えている。
グァムの高校や大学で教育を受けるために、ミクロネシア各地から学生・生徒が集まってくる。
スポーツ[編集]
野球やサッカーなどの分野でグアム代表が存在するが、これまで国際大会での目立った活躍はない(詳しくは野球グアム代表、サッカーグアム代表等を参照)。
スポーツ施設自体は比較的整っており、特にグアム中部にあるレオパレスリゾートグアムは、日本のプロ野球選手の自主トレーニングや、Jリーグチームの春季キャンプでよく利用される。
グアム北部のアンダーセン空軍基地そばにあるグアムインターナショナルレースウェイは、ドラッグレースやオフロード用のコースなどを持つサーキットで、日本ATV協会の主催する全日本スーパーオフロードATV選手権などの大会も開かれている。
同サーキットでは、2013年を目処に国際自動車連盟(FIA)の規格に従った本格的なオンロードサーキットをオープンさせたい意向で、現在建設工事が進められている。
姉妹・友好都市[編集]
日本の千葉県柏市はグアムの友好都市である。グアムとの交流は、柏まつりを通じて始まり、ミス柏に副賞としてグアム旅行が贈られ、1985年(昭和60年)からは、ミス・グアム及びグアム政府観光局代表が柏まつりに参加するようになった。
その後、柏グリーン・ライオンズクラブとグアムマリアナス・ライオンズクラブが1990年(平成2年)2月姉妹クラブを結び、青少年交流派遣を実施するなど、交流が深まった。
こうした経過を経て、1991年(平成3年)5月、柏市とグアム政府の親善提携を求める陳情書が提出され、1991年(平成3年)6月定例市議会で採択。
柏市長が同年7月、グアム知事に書簡で親善提携を申し入れたところ、同知事も快諾、友好都市提携が決定。
1991年(平成3年)11月30日、グアムにて友好都市提携の調印を行った。
脚注[編集]
^ 「だいきゅうとう」が正式呼称であったが、一般には「おおみやじま」と呼ばれていたようである。
^ 「日本海軍は、島名を「大宮島」(おおみやじま)とし」とある。(中山京子「グアムが「大宮島」だった時代」/ 中山京子編著『グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章』明石書店 2012年 93ページ)
^ グアムのウマッック湾には、1930年代に建てられたマゼラン上陸記念碑がある。(中山京子「マリアナ諸島は「発見」されたのか?」/ 中山京子編著『グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章』明石書店 2012年 86ページ)
^ この占領期間に日本人はチャモロの人々を飛行場建設や稲作の労働などに強制し、日常生活でも束縛したとされる(中山京子「グアムが「大宮島」だった時代」/ 中山京子編著『グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章』明石書店 2012年 91ページ)
^a b c d Camacho wants Guam renamed "Guahan"KUAM. 2010-02-16.
^ “Governor Issues Executive Order Changing Island Name To Guahan”.Pacific News Center. (2010年2月16日) 2010年2月18日閲覧。
^a b c d e f g Tamondong, Dionesis (2010年2月16日). “Camacho: Name change will affirm identity”.Pacific Daily News
^a b c d e f g h i j k Limtiaco, Steve (2010年2月18日). “Residents mixed on name change”.Pacific Daily News
^ Jos Antonio Saco. Colecci n de papeles cient ficos, hist ricos, pol ticos y de otros ramos sobre la isla de Cuba. 1859.
^a b “GVB Reacts To Proposed Guam Name Change”.Pacific News Center. (2010年2月16日)
^a b 中島洋(太平洋学会専務理事)コモンウェルスを目指すグアムは?『ミクロネシア講座』やしの実大学HP内
(サイパン・ロタ・テニアン月刊情報誌『ハファダイ』1992年2月号からの転載HP)
中島は執筆に当たり矢崎幸生『ミクロネシアの憲法集』曉印書館 1984年
矢崎幸生「北マリアナは連邦制国家か」『太平洋学会誌第12号』 1981年 を参照している。
^ 泉正南「知っておきたいグアムのマグロ産業−米国マグナソン漁業保存管理法の改正−」『ミクロネシア』1997年4月No.105
^ 中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第4回年次会合の結果について日本国水産庁2007年12月7日
^ 中山京子「プンタンとフウナの物語」/ 中山京子編著『グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章』明石書店 2012年 81ページ
関連項目[編集]
グアムの都市一覧
横井庄一
横井ケイブ
グアム (大型巡洋艦)
タモン
ミナミオオガシラ
外部リンク[編集]
グアム公式サイト (英語)
グアム政府観光局 (日本語)