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Channel: 神海(シンカイ)‐ハルノウミナナキソナキソ…arena8order 慧會隴
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4. 高橋留美子原作の漫画『犬夜叉』に登場する人物の一覧

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犬夜叉の登場人物


白心上人(はくしんしょうにん)

声 -松岡文雄

100年以上前の高僧の即身仏。

最高位に位置する僧侶であり、敵対関係にありながら弥勒や桔梗から格上の存在として接せられていた。

本作において最も強大な人間の一人であり、長い年月を経た法力は弥勒でも遠く及ばない領域にある。

悪人、妖怪、死人など、邪な力を持つ者に対し絶対的な攻撃力と防御力を誇り、発生させる聖なる結界の力は殺生丸や桔梗に近づくことすら許さず、奈落すら一瞬で滅ぼすと評される。

また、即身仏の身でありながら、周囲に張った結界ごと自由に移動することができる。

かつて徳の高い聖人として多くの人に慕われ、飢饉や疫病に苦しむ人々を救っていた。

未来永劫人々を護り続けるために即身仏になろうとしたが、入滅の直前に人間本来の死の恐怖に襲われ、自分が真の聖人ではなかったことを思い知り成仏できなかった。

聖人ではなかったことを思い知らされた悲しみを奈落に付け込まれ、奈落に救われたと感じた白心は奈落に協力し白霊山に聖なる結界を施す。

聖島で犬夜叉達を仕留める計画に携わるが、蛮骨の腕を信用していなかった白心は法力を用い聖島に聖なる結界を施し鉄砕牙の変化を解くなど数々の補佐を行う。

しかし蛮骨がかごめの矢によって腕を失うと、蛮骨を白霊山まで瞬間移動させて救出した。

その後、白霊山へ侵入してきた弥勒の風穴に耐え抜き、山の麓で結界を張り続けたが、自分と同じく生前迷うことを許されなかった死者である桔梗と魂を触れ合うことで成仏し、白霊山の結界を解いた。

生前の白心が白霊山の麓に開いた寺院「お清め処」は現在も強力な封印場所として知られている。


第六妖怪・赤子(あかご)

声 -小林愛

奈落が白霊山で生み出した「人」の分身。

白霊山に蠢く無数の実験体の完成系。

赤子の姿でありならが分身たちの中では最も格が高く、自身の片割れである白童子すら手駒として操る。

他の分身や妖怪達の指揮権を有し、奈落と同等の立場にある「奈落の落とし子」。

奈落の持っていた鬼蜘蛛の心、即ち人の心が完全な形で出された姿で、もとの人間らしい心と桔梗を慕う心は持っていない。

桔梗を慕う心を除くあらゆる資質を奈落から受け継いでいる。

触れた相手の心を読み取る能力により奈落以上に人の心を利用した謀略に長け、性格も奈落を越えて冷酷非情(犬夜叉曰く、奈落の心がますます捻じ曲がった性格)。

最初は一体だったが神楽と共に神官・僧侶を襲っている最中、和尚(アニメでは妖怪封じの名手・神泉和尚)の法力を受けて真っ二つにされ、その際に二体に分裂。

片割れは子供の姿になり、白童子となった。

分裂後の赤子は、白童子や分裂前の赤子に比べ極端に無口で、ほとんど喋らない。

正体は奈落の弱点である心臓。

いつしか心臓を持つ自分こそ本物の奈落だと考え始め、白童子と共に奈落の抹殺を画策するも、赤子自身は戦闘能力を持たないため、白童子に「鎧」となる魍魎丸を作らせて魍魎丸の強大化により奈落抹殺を図る。

しかし奈落によれば赤子が自分を裏切ることは目に見えていたらしく、だからこそ動くこともままならない赤子の姿で心臓を外に出し、赤子に強力な鎧を作らせてから再び吸収しようとしていた。

強大な力を得た魍魎丸を使い、犬夜叉や殺生丸、鋼牙らと戦い2つの四魂のかけらを奪取するも、犬夜叉一行が見守る中、奈落と死闘を繰り広げ窮地に陥る。

最後には自ら犬夜叉の前に進み出て奈落をみちづれにする覚悟を見せるも、金剛槍破を操る奈落に阻止され遂に吸収される。


白童子(はくどうし)

声 - 小林愛

奈落が白霊山で生み出した第六妖怪の片割れ。

心臓を持つ左の片割れが赤子の姿のままだったのに対し、右の片割れは10代前後の子供の姿となった。

白童子の結界は奈落の結界とつながっており、双方のいる場所へ瞬間移動が可能になっている。

煉獄鬼から奪った薙刀を武器とし、妖馬・炎蹄に乗る。

奈落と違い自分の手を汚すことも率先してする、赤子同様に奈落以上に冷酷な性格で、姉にあたる神楽や神無をも見下している。

魍魎丸を作り出して奈落を裏切り取って代わろうとしたが、奈落に勘付かれており、結界を解かれ最期は弥勒の風穴に吸い込まれて消滅した。


炎蹄(えんてい)

白童子と神楽が殺した和尚に封印されていた妖馬で、封印を解いた礼として、白童子に乗馬として付き従う。

元は人食い鬼(アニメでは煉獄鬼(れんごくき))のものだった。

高速で空を飛ぶことができ、口から強力な炎を吐く。

最期は原作では聖さま(桔梗の操る人形)の破魔の矢で白童子の結界を破られた後犬夜叉の風の傷で倒された。

アニメでは犬夜叉と雲母の連携により洞窟に誘い込まれた後で犬夜叉の爆流破に討ち倒された。


魍魎丸(もうりょうまる)

声 -てらそままさき

白童子が、妖怪を寄せ集めて作った体に人間の魄(ハク)を入れて生み出した妖怪。

赤子の「鎧」として作られた。

魂が無かったため人形のようだったが、御霊丸に取り付いた後、いつしか自我を持っていた。

自分に直接攻撃した相手を取り込んでしまう力がある。

後に冥王獣の鎧甲と金剛槍破を取り込み、殺生丸の闘鬼神を折り、犬夜叉の鉄砕牙を圧倒する。

その瘴気と妖力は奈落にも並ぶほどで、魍魎丸と奈落が向かい合うだけで山一つが消滅するなど影響力も凄まじい。

赤子が隠し持っていた奈落の心臓も受け継ぎ、奈落に最後の戦いを仕掛け、奈落を喰ったかに見えたが、最終的には奈落に内側から取り込まれ消滅した。

原作では殺生丸を追い詰めていたが、アニメでは逆に追い詰められるという改変を受けることになる。


雷冥砲(らいめいほう)

冥王獣の技。

金剛槍破

金剛石で出来た腕から金剛石の礫を発射する。

犬夜叉の技と同じだが瘴気をまとうタイプが存在し、金剛石の触手として敵を貫くこともある。


第七妖怪・夢幻の白夜(むげんのびゃくや)

声 -真殿光昭

奈落が放った「幻」を操る分身。動きは素早く幻術により滅多にダメージを負わないが、あまり戦おうとせず、様子を見守る観察者的存在。

奈落の代わりに策を張り巡らしたりする。

移動の際は主に巨大な白い折鶴に乗って飛行する。

翼の生えた目を出し入れすることができ、それで遠くの様子を調べることが可能。

一時期、紅牛魔と行動を共にし、妖狼族のほとんどを惨殺した。

背中に差している刀には刀身が無いが、妖力を写し取る能力がある(一度しか使えない)。

後に奈落に指示され冥道残月破の力を吸い取ったことで黒い刀身が発生した。

奈落とは共同体で奈落が手傷を負うと白夜も同じダメージを受ける。

分身達の中で唯一最期まで奈落に忠実だった。

最終決戦でも奈落の命令以外はほとんど観察に徹し、奈落に忠実だったものの犬夜叉達との闘いにかなり消極的である。

最期はかごめを刀で斬りつけた後、犬夜叉の冥道残月破で倒された。


紅牛魔(べにぎゅうま)

声 - 西前忠久

赤い鬼のような妖怪。

欠片集めに本腰を入れた奈落の命を受け、白夜と共に妖狼族狩りを行った。

肩に装着した武器を灰に与え、鋼牙の命を狙わせる。

妖狼族のほとんどを殲滅しており並の妖怪よりは相当強いようだが、鋼牙の敵ではなく五雷爪によって瞬殺された。


曲霊(まがつひ)

声 -草尾毅

四魂の玉の邪念の化身で、奈落の肉体を使い発生した。

表情は常に狂気を帯びている。

奈落同様、物理的な攻撃を完全に無効化する。

白兵戦では作中最高レベルの使い手であり、全く躊躇のない高速攻撃で殺生丸をも圧倒した。

「悪霊の毒」と呼ばれる奈落をも越えた毒素を持ち、その毒は殺生丸の毒の爪を溶かし、瘴気の痛みを感じなくなった弥勒すら苦しめる。

本体は霊体のため天生牙以外では傷一つつけることができない。

霊体は妖怪・人間に対し、生死を問わず憑依することができる。

四魂の玉に関わる人物に対し絶対的な力を持ち、一睨みでかごめを昏睡させた。

また、憑依せずとも四魂の欠片を取り巻く肉片を操れる。

四魂の玉の完成のために琥珀を襲い、殺生丸や犬夜叉一行全員を相手になお圧倒したが、殺生丸に爆砕牙が発生し撤退を余儀なくされる。

その後、白夜を使って殺生丸を琥珀から遠ざけ、再び襲撃し遂に四魂の玉を完成させた。

玉の完成後の最終決戦では奈落に並び最後の敵として犬夜叉一行と殺生丸の前に立ちはだかる。

犬夜叉を操り、アクロバティックな動きで殺生丸を傷つけるが、最期は自我を取り戻した犬夜叉の妖穴に捕らえられ、殺生丸の天生牙で倒された。

アニメでは一人称が「わし」⇒「我」に変更されている。

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